発声法分析:マリオ・デル・モナコ
- CATEGORY歌唱法解説(発声法分析)
テノール歌手のマリオ・デル・モナコ。
イタリアのガエータ出身。身長は175cm。
音楽院でアルトゥーロ・メロッキから声楽を学んだそうです。
強いのは後下と前下と前上。
バランスは前下(+前上)⇔後下(+後上)。
あるいは前上(+前下)⇔後下(+後上)。
0:02~
んねぇええーっそん
後寄りの後下。
どぉ(ぁ)おおおおーるrrrまぁっ
後下。
巻き舌は後下に引きながらだと同じような雰囲気になるはずです。
0:08~
低音部は真ん中⇔後上(+後下)。
ここだけフランコ・コレッリと同じような出し方してて個人的には興味深いです。
0:15~
後下優位。前上も強めに入っている。
前上(+前下)⇔後下(+後上)。
オペラや声楽に限らず「ハの字眉」はヘッド傾向を示す場合が多いです。
0:47~
表情の変化に伴い、声の響きに輝きが増していく。
前上も前下も強いのですが、やや前下優位くらいのバランスに聴こえます。
1:07~
hiA。
前下優位。前下(+前上)⇔後下(+後上)。
深く力強い前下。質量を感じさせる高音。
まさに「黄金のトランペット」。
金管楽器を思わせる強烈な響きですね。
2:07~
でぃーれぐわぁあ
んなぁああーってぇええ
前下(+前上)⇔後下(+後上)。
後上も活性化して声が明るくなっています。
最高音に備えてバランスを少し上側にシフトしているのかも。
2:12~
やや後下優位。
2:22~
あっらえばっ【びぃいいいいぃん】
浅めの後下→後下(ほぼ正位置)
後下が浅いというよりは前上が頑張っているという印象です。
ちぇぁろぉおおお
やや前下優位。
びぃいいぃん(浅い後下) ちゃろぉおおお(前下)
びぃいいいいぃんぬ(後) ちゃぁあああああぁぉおおお(後下→後寄りの後下)
最高音(hiB)までとても力強く出ていますが、
声の響きとしては「1:07~」のhiAの方がトランペットに近いバランスだと思いました。
ビンっちゃろ?(ビンでしょ?)
方言的には瓶ビールにめちゃくちゃ拘りがある人みたいでちょっと面白かったりします。
関連記事:「オペラっぽく歌ってみよう」
関連記事:「レッスン記録023:ジョエルさん)」
イタリアのガエータ出身。身長は175cm。
音楽院でアルトゥーロ・メロッキから声楽を学んだそうです。
強いのは後下と前下と前上。
バランスは前下(+前上)⇔後下(+後上)。
あるいは前上(+前下)⇔後下(+後上)。
0:02~
んねぇええーっそん
後寄りの後下。
どぉ(ぁ)おおおおーるrrrまぁっ
後下。
巻き舌は後下に引きながらだと同じような雰囲気になるはずです。
0:08~
低音部は真ん中⇔後上(+後下)。
ここだけフランコ・コレッリと同じような出し方してて個人的には興味深いです。
0:15~
後下優位。前上も強めに入っている。
前上(+前下)⇔後下(+後上)。
オペラや声楽に限らず「ハの字眉」はヘッド傾向を示す場合が多いです。
0:47~
表情の変化に伴い、声の響きに輝きが増していく。
前上も前下も強いのですが、やや前下優位くらいのバランスに聴こえます。
1:07~
hiA。
前下優位。前下(+前上)⇔後下(+後上)。
深く力強い前下。質量を感じさせる高音。
まさに「黄金のトランペット」。
金管楽器を思わせる強烈な響きですね。
2:07~
でぃーれぐわぁあ
んなぁああーってぇええ
前下(+前上)⇔後下(+後上)。
後上も活性化して声が明るくなっています。
最高音に備えてバランスを少し上側にシフトしているのかも。
2:12~
やや後下優位。
2:22~
あっらえばっ【びぃいいいいぃん】
浅めの後下→後下(ほぼ正位置)
後下が浅いというよりは前上が頑張っているという印象です。
ちぇぁろぉおおお
やや前下優位。
びぃいいぃん(浅い後下) ちゃろぉおおお(前下)
びぃいいいいぃんぬ(後) ちゃぁあああああぁぉおおお(後下→後寄りの後下)
最高音(hiB)までとても力強く出ていますが、
声の響きとしては「1:07~」のhiAの方がトランペットに近いバランスだと思いました。
ビンっちゃろ?(ビンでしょ?)
方言的には瓶ビールにめちゃくちゃ拘りがある人みたいでちょっと面白かったりします。
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