発声法分析:TOMOO

シンガーソングライターのTOMOOさん。
東京都のご出身。身長は154cm。
幼少期から音楽に親しみ、中学時代は演劇部に所属していたそうです。



強いのは後下。
バランスは前上⇔後下(+後上)。

0:25~

やや後下優位で含み笑いっぽい歌唱表現。
鼻梁の上で前上を遊ばせているイメージ。

0:35~

さ(そ)そい

後下由来。

う゛わ゛さ

このエッジボイスは前上。
眉間の辺りから後下へ引く。

ほぉぅん【しょう】

後下を強めに入れたまま前上へ向かって何か「甘くて爽やかな成分」を吐き出す感じ。

0:45~

後下は優位なのは変わらないが後上も活性化。
前上⇔後下⇔後に近いバランス。

0;53~

ちゃいなぁっ・しゃっつ

前上→前。

ばにら・いーろんのー・くーる・まぁー

前上→前→前上→前寄りの前上。

1:00~

前上⇔後下(+後上)。
バランス良く拮抗して、語尾やファルセットで適宜後上に抜く。

1:14~

ファンサービスなら特に問題はないのですが、
歌ってる間はあまりこっち見ない方がいいです。
これが癖になると発声筋群の使い方が左右に偏ってしまうので。

1:43~

仮にTOMOOさんのこの姿勢がデフォルトだとするなら、
右前上⇔左後下(+右後上)みたいなバランスになるってことです。

声の響きにうねりや捻じれが生じるため、他とは違った個性と捉えられることがありますが、
左右の偏りが酷くなると様々な弊害が出てきますので、
整理体操的に反対側のバランスでも歌うことを推奨します。
この動画だと「あっちを向いても歌いましょう」って感じですね。

3:09~

あ、もう偏ってるかも……。
と思って原曲聴いたら普通に偏ってるっぽい。

う、うーん……まだ若いし……27歳……。
まあ、だからこそ魅力的に聴こえてるってこともあるでしょうからね。
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