発声法分析:鵜島仁文

シンガーソングライターの鵜島仁文さん。
高知県宿毛市のご出身。高校中退後、実家の漁業を手伝っていたそうです(演歌的!)。



強いのは後上と下。
バランスは後上(+上)⇔下(+後下)。

0:10~

hiA#。
す(後上)かーい(上)

明るくファニーな響き。
絶妙に鳴ってるクランチノイズは真ん中由来に聴こえます。

0:12~

上(+後上)⇔下(+後下)。
少し太さのある音色。やや下優位くらいのバランス。

0:17~

後上が強めに入るとギラギラする感じ。
音色の変化がわかりやすいですね。

0:20~

下と後下の間を細かく行き来している。
音を当てる場所を3~4つに区切れば、似たようなニュアンスになると思います。

ちのはってっ
ってらっしきっ
せっきっをよぉぶ
すぺぇっ

フレーズの塊としてはこんな感じ。

0:38~

後上優位。
音高が上がるところは下と拮抗。

1:02~

ここは上が強い。
上⇔下系のバランスにしては発音が明瞭なので、
潜在的には前上も強めのタイプかと思われます。

1:09~

とわ(ば)に

真ん中由来の変化。
SLS系の講師等に見られる特徴です。

1:17~

【あ】しれぇええ

後上由来の変化。

1:19~

冒頭より真ん中が固まっておりノイズが大きくなってます。
喉への負担もそれ相応ですが、これ以降は真ん中への直撃は避けているようなので、
バランス配分をたまたまミスっただけだと思います。
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