発声法分析:サージ・タンキアン(System of a Down)

システム・オブ・ア・ダウンのボーカル、サージ・タンキアン(Serj Tankian)。
ロサンゼルスの出身。身長は179cm。
音楽活動に集中するため、大成功したソフトウェア会社を売却したそうです。



強いのは後下と前上。
バランスは前上⇔後下(+後上)。
あるいは前上(+前)⇔後下(+後上)。

0:16~

後下優位。
低めの音域ながら後上の補助が強いので
前上⇔後下⇔後上にも聴こえるバランス。

0:29~

上寄りの後上。

0:40~

前上⇔後下(+後上)。
mid2G(前寄りの前上)→mid2G#(前上)。
後上の補助は抑制的で、パキッとした力強い響きです。

1:35~

やや前上優位くらいのバランス。
低音部のピッチミスは下方向が強めに入っています。

1:58~

前上(+前)⇔後下(+後上)。
前⇔後に近いバランスで後上の関与は最低限。

2:10~

前上(+下+前)⇔後下(+後上)。
喉が鳴ってる感じの濁声ですが、真ん中(危険な場所)は綺麗に避けています。

2:15~

di(前)sorder(前上)

でぃ【そいっ】で前上にくいっと持ち上がる感じ。

2:35~

このへんはやや後下優位で前上は鼻の下くらいの位置。
二日酔いのシャーマンが詠唱してるイメージ。

3:43~

前上(+前)⇔後下(+後上)。

やや前側優位のバランスで力強く拮抗しています。
その拮抗状態をなるべく維持したままhiA#は後下へ引き落とす。
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