発声法分析:TRUE

歌手のTRUE(唐沢 美帆)さん。
東京都のご出身。身長は166cm。
歌手としてデビューする前はグラビアアイドルとして活動されていたそうです。



強いのは後下。
バランスは前上(+下)⇔後下(+後上)。

0:14~

語頭にスプラッシュ感あり。
「しっ」をほんの少し「しぇっ」っぽく崩す。

メロから拮抗強めで、前上の位置は鼻の下から口あたり。
後下と一緒に下が入ることが間々あるので聴き取りが難しいかもしれません。
ところどころで昭和っぽい癖を感じますが、歌詞の発音は明瞭です。

0:34~

【しぃー】れない

このhiAは前上がやや優位。

0:37~

hiD。力強くて抜けの良いハイトーン。
音高上昇に伴い上側にシフト、前上は鼻から眉間あたり。
後下と下もしっかり踏ん張っており、声楽の素養が感じられます。

アイ【シ】テル
においが【し】た

やっぱり「し」が個性的です。
歌手平均……前上から前方向に擦り合わせるイメージ。
TRUEさん……前上から後下(下)方向へ長めに引く。

0:55~

おもぉい【わぁああぁあぁあぁ】

ここのhiDはより声楽的。
バランスの取れた前⇔後の強拮抗で、前上の位置は口あたり。
後下の深い部分まで響きがどっしり下りている。

1:03~

このへんは浅めの前下が入っている。
ちょっと大黒摩季さんっぽいかも。

1:32~

【あ】なたに

ここのファルセットはH子音が混じっているので、後上寄りの上くらいの意識が良さそうです。

3:05~

hiD連発(最高音hiE)も安定感は抜群。
奥行たっぷり(後下優位)のまま、エモーショナルに歌い上げています。

普通のポップス歌手では「絶対にこうはならん」っていう発声バランス。
私は良いと思うけど、ちょっと声楽(オペラ)に寄りすぎてるかも。
客層を考えると違和感を覚えてしまう人もいるのでは……。



スタジオ版は後上に割り振って比較的軽く歌っているので、発声的には「喉からCD音源以上」と言えますね。
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