発声法分析:スティーヴ・リー(ex-GOTTHARD)

ゴットハード(GOTTHARD)のシンガー、スティーヴ・リー(Steve Lee)。
チューリッヒの出身。元々はドラマーだったそうです。



強いのは前上と後下と後上。
バランスは前上(+前)⇔後下(+後上)。

0:29~

Don't

ディヨンに近いドント。
前上→前→後下。強いて言えば前由来の変化です。

blame

ぶれぃ・いー(む)

ここも前上から後下(+後上)へ。
前上の位置は鼻あたり。

0:37~

After all had just begun

少し発声分析からは離れますが、外国語の曲が苦手な人にありがちなこと。

「ええっと……あふたーおーる……はっど……全然間に合わん……」

歌詞を“読まない”ように!
まずは聴こえるままに歌ってみましょう。

あ(ふ)ちゅろぉだ(ざ)じ(ち)ゃっすびがぁ(ぉ)ーん

おおむね前由来の変化だと思います。

Tells(前→後上)you still care(前上→後下)

音色の違いがわかりやすい部分。

1:12~

hiA。
前上(+前)⇔後下(+後上)。
やや前側優位。前上の位置は鼻の下あたり。

1:22~

前上⇔後下⇔後上。

スティーヴ・リーの特徴的な部分。
後下に引き込みつつ後上にも引き上げるイメージ。
発声筋群の拮抗バランス的にはキタキタおやじ(緒方賢一さん)に近い。

1:25~

【heart】 of mine

hiC#。
前上⇔後下(+後上)。

お手本のようなロック系ハイトーン。
腰まで引きずり下ろす力と眉間に突き抜ける力が強く拮抗した結果、響きが前後に大きく広がっている。
スティーヴ・リーに寄せたい人は【ここで修行を積むべし】。

1:30~

【Let】 it be

hiC#。

本人もちょっと歌いにくそうですが、後下に偏りすぎて前が詰まっています。
L子音ではもっと前上(上顎)を使って音抜けを良くしたいですね。
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